洗濯機は標準コースを使う事が多いですが、
他にもいろいろなコースがあります。
例えば、念入りコースというコースが
ついている洗濯機も多いですが、
この念入りコースとは一体どんなコースなのか
イマイチよく分からず使い方を知りたいと
思われている方も多いようです。
そこで、今回は洗濯機の念入りコースとは
一体どんなコースなのかということについて
ご紹介していきます。
洗濯機の念入りコースとはどんなコース?時間は何分長くなる?
洗濯機にある念入りコースとは
一体どのような時に使うためにある
コースなのでしょうか?
結論から言ってしまうと、
念入りコースは標準コースでは落ちない
頑固な皮脂汚れや黄ばみの洗濯物を
しっかり洗うためのコースになります。
標準コースよりも強めの水流で
しっかり洗いやすすぎを行うため
厚手の洗濯物や頑固な汚れの洗濯物を
洗いたい時に使うのにに適しています。
ちなみに念入りコースは
洗い、すすぎ、脱水どれをとっても
標準コースよりも長い時間行うため
洗濯が終わるまで40~50分ほどかかります。
標準コースは30分ほどで終了するので、
念入りコースは10~20分ほど
時間が長くかかるイメージです。
頑固な汚れの洗濯物を洗う場合は
つけおき洗いをしたり手洗いをしないといけない
と思われている方も多いかもしれませんが、
念入りコースがある洗濯機であれば、
これまであきらめていた汚れの洗濯物を
しっかり洗うことができるかもしれません。
念入りコースでも落ちない皮脂汚れや黄ばみはどうする?
洗濯機の念入りコースで洗っても
落ちないような皮脂汚れや黄ばみは
どのように対処すると落とすことができるのでしょうか?
1.洗剤を直接つける
洗濯機の念入りコースで
洗濯しても汚れが落ちない洗濯物がある場合は、
落ちない汚れがある部分
(衣類の襟口の黄ばみや袖口黒ずみなど)に、
洗剤を直接つけて使い古しの歯ブラシを使って
優しくブラッシングしながら洗いましょう。
洗剤を直接衣類につけることで、
繊維に洗剤の力が直に働くため
繊維に染み込んでいる汚れを落としやすくなります。
ある程度ブラッシングして洗い終わったら、
普通に洗濯機で洗って干して完了です。
お湯で洗う
一般的に洗濯するときは水を使いますが、
お湯で洗った方が汚れ落ちがよくなるので
頑固な汚れの洗濯物はお湯で洗うと良いですよ。
(※ちなみにお湯洗いは臭い取りにも効果があります。)
お湯で洗濯物を洗う場合は、
- 洗面器に40℃ほどのお湯を溜め洗剤を適量入れる
(洗剤はお湯3リットルに対し、15g大さじ一杯入れます) - 洗濯物を入れ20分ほどつけおきする
- つけおきが終わったら洗濯機で普通に洗う
漂白剤を使用する
黄ばみがひどい洗濯物がある場合は、
漂白剤を使用すると落とすことができます。
先ほどご紹介したお湯洗いと同じように
洗面器に40℃ほどのお湯を溜め、
洗剤に加えて酸素系漂白剤を入れ
洗濯物を入れたら20分ほどつけおきします。
(酸素系漂白剤は水3リットルに対して大さじ一杯入れます)
つけおきが終わったら洗濯機で洗いましょう。
まとめ
洗濯機の念入りコースは
標準コースでは落としきれないような
頑固な汚れがある場合や、
厚手の洗濯物を洗いたい時に
効果を発揮するコースになります。
ただ、念入りコースがない場合や、
念入りコースで洗っても落ちない汚れの洗濯物がある場合は、
今回紹介した念入りコースでも落ちない汚れの
落とし方で洗うようにしてみてください。
ではまた^^