乾電池で動くものってたくさんありますが、
「乾電池で動く機器を海外で使いたい…」
なんてこともありますよね?
このように乾電池で動く機器を
海外で使いたい時気になるのが、
- 乾電池は海外では規格が日本と同じなのか違うのか?
- 乾電池を飛行機に持ち込んで海外に持っていくことはできるのか?
ということだと思います。
充電式のものであれば、
海外でも充電して使う事ができそうですが、
乾電池式の場合は電池切れになってしまったら
新しい乾電池に交換しなければなりません。
もし、乾電池の規格が日本と海外で
違っていたとしたら、
乾電池を海外で調達することができないので、
多めに予備の乾電池を持っていかないと
不安になってしまいそうですが、
そもそも、飛行機に乾電池を持ち込めるのか?
という疑問もあります。
というわけで、
今回はこのような疑問について
解決していきたいと思います^^
乾電池の規格は海外でも同じってホント?
乾電池は海外では日本と違う規格なのでしょうか?
それとも日本と同じ規格なのでしょうか?
この事について疑問に思っている方も多いようですが、
結論から言ってしまうと、
乾電池の規格は世界中どこでも統一されているので、
世界中どこで乾電池を買ったとしても
同じように使うことができます。
なのでもし、乾電池が
海外で切れてしまったとしても、
海外で乾電池を新しく買って
調達することができるのです。
ただ、日本と海外では乾電池の
規格の呼び方が異なっているので、
この点だけ注意が必要です。
日本と海外の乾電池の規格の呼び方の違い
日本 | アメリカ | 中国 | ヨーロッパ |
単1 | D | 1号 | Mono |
単2 | C | 2号 | Baby |
単3 | AA | 5号 | Mignon |
単4 | AAA | 7号 | Micro |
単5 | N | N型 | Lady |
日本と海外で販売されている乾電池の
規格は同じではあるのですが、
呼び方が異なっているため、
別物と勘違いしてしまわないように注意が必要です。
乾電池は飛行機に持ち込める?
海外でも乾電池を調達できるのは分かったけれど、
やっぱり日本製の乾電池の方が安心できるから、
日本から予備を持っていきたい!
と思われる方もいらっしゃると思いますが、
そんな時、
「そういえば、乾電池って飛行機に持ち込めるの?」
と疑問に思われるのではないでしょうか?
せっかく空港まで乾電池を持っていったのに
手荷物検査で没収されてしまうなんて
ことになってしまったら残念ですからね。
でも、ご安心ください。
マンガン、アルカリの乾電池は
飛行機の機内に持ち込むこともできますし、
預け荷物として預けることもできます。
なので、マンガンとアルカリ乾電池を
海外に持っていこうとする場合は、
特に難しい事を考えなくてもOKです。
ただ、リチウムイオンバッテリーについては、
細かくルールが定められているので注意が必要です。
- リチウムイオン電池が使われている機器
リチウムイオン電池を取り外せば持ち込み預け荷物ともOK - スマホ・ノートパソコン
持ち込み、預け荷物ともOK - モバイルバッテリーなど
1人2個まで持ち込みOK。預け入れは不可
160Whを超えるものは持ち込み預け入れ不可 - リチウム金属電池
持ち込みはできるが預け入れはできない
また、リチウム含有量が2gを超えるものはNG
また、飛行機に充電器や予備電池を持ち込む場合は、
ショートしないよう保護されていることが前提になっているので、
電池やバッテリー類を持ち込もうとする際は、
前もって絶縁処理を行っておきましょう。
飛行機に繰り返し充電して使える
リチウムイオン電池を持ち込む場合は、
ショートを起こさないよう
絶縁処理をしておく必要があります。
- 購入時の小売容器に収納する
- ビニールテープを貼り端子を絶縁する
- 別々のプラスチック袋に入れる
このいずれかの方法で絶縁しないと、
持ち込めなくなってしまう可能性があるので
リチウムイオン電池の絶縁処理はお忘れなく。
まとめ
今回は、日本の乾電池と海外の乾電池は
規格が同じなのかどうかということや、
乾電池は飛行機に持ち込めるのかどうか?
ということについてご紹介しましたが
いかがだったでしょうか?
乾電池は世界共通規格だったなんて
驚かれた方も多いかもしれませんが、
どこの国に行ったとしても
乾電池だけは同じものが手に入るので
海外で乾電池を買ったとしても
安心して使うことができますよ。
また、アルカリやマンガンのような
普通の乾電池であれば飛行機に乗る際
手荷物として持ち込むこともできますし、
スーツケースに入れて預けることもできるので、
予備を多めに持っていくようにしておくと、
電池切れしてもすぐ取り替えられそうです。
ということで、
この記事が何かのお役に立てれば幸いです^^